先端抗体医薬開発センターは
アカデミック機関との共同研究を積極的に推進しています。

富山大学先端抗体医薬開発センターでは、世界的競争力を持つ独自の抗体取得技術、感染症専門家、バイオインフォマティクス専門家を擁しており、これまでも様々なアカデミック機関と共同研究を進め、既に多くの成果を得ています。皆様の研究に関するご相談は、まず「お問い合わせ」ページからご連絡下さい。

最近の研究成果

RECENT RESEARCH

抗体取得・抗体多様性解析部門

エムポックス(サル痘)ウイルスの抗原検査キットの開発に成功

先端抗体医薬開発センターの磯部らの研究グループは、東洋紡株式会社、富山県衛生研究所、並びに東京都健康安全研究センターとの共同研究で、イムノクロマト法を用いたエムポックス(サル痘)ウイルスの抗原検査キットの開発に成功しまし […]

抗体取得・抗体多様性解析部門

経鼻免疫により鼻粘膜に誘導される分泌型IgA抗体がウイルス感染を抑制する機構をモノクローナル抗体レベルで解明

鼻腔に病原体由来の抗原を摂取する経鼻ワクチンは、感染防御と重症化予防の両者を兼ね備えた次世代ワクチンとして、その効果が期待されています。黒澤らのチームは、富山県衛生研究所との共同研究で新型コロナウイルス由来タンパク質を経 […]

抗体取得・TCR解析部門

乳がんに対する汎用性の高いT細胞療法につながる、MR1分子特異的なT細胞受容体の取得に成功

Abdul Hayee研究員、小林栄治教授、岸裕幸特別研究教授らのグループは、富山大学工学部の豊岡教授、岡田助教らと共同研究において、新しいタイプの乳がん特異的なT細胞受容体の取得に成功しました。

抗体取得・抗体多様性解析部門

オミクロン (BA.1) 株にも中和活性を示す改変抗体を分子シミュレーション解析で作製

富山大学が昨年取得し、「スーパー中和抗体」と命名したヒト型・モノクローナル中和抗体(開発番号:UT28K)は、新型コロナウイルスの武漢からデルタ株までの変異株に対して中和活性を示します。一方オミクロン (BA.1) 株に […]

バイオインフォマティクス部門

高血圧症の一種「原発性アルドステロン症」の新規原因遺伝子とそのメカニズムを解明

高岡裕教授らの研究チームは、高血圧症の一種である「原発性アルドステロン症」の新しい病因として、接着分子である cell adhesion molecule 1(CADM1)の遺伝子変異を同定しました。

バイオインフォマティクス部門

遺伝子変異情報から新型コロナウイルス変異株の感染力を予測できる数理モデルを開発

高岡裕教授らの研究チームは、分子シミュレーション解析と 数理モデルによって、各種コロナウイルス変異株の細胞への 感染性予測を可能にしました。

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