経鼻免疫により鼻粘膜に誘導される分泌型IgA抗体がウイルス感染を抑制する機構をモノクローナル抗体レベルで解明
お知らせ|2025.6.24
黒澤らのチームは、富山県衛生研究所との共同研究で新型コロナウイルス由来タンパク質を経鼻免疫したマウスから抗原特異的モノクローナル抗体を大規模に取得し、経鼻ワクチンが鼻粘膜上に分泌型抗体を誘導すると共に、血液中にも抗体を誘導できること、さらに分泌型抗体が高い抗ウイルス活性を持つことを明らかにしました。本研究成果は、「elife(掲載誌)」へ2025年 5 月9日(金)(日本時間)に掲載されました。(DOI:10.7554/eLife.88387)